「ベクトル」「行列」「テンソル」「スピノール」との関係が分かる!
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金谷 一朗 著
2004年 1月23日発売
A5判
192ページ
定価 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-1016-0 C3041 \2300E
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「クォータニオン」(四元数)は、従来から航空宇宙やロボット工学では使われてきましたが、DirectXやOpenGLなど、パソコン用ソフトでもサポートされたため、ゲームなどへの応用が盛んになってきています。ところが、「クォータニオン」は「ベクトル」や「行列」とは違い、従来は一般的なものでなかったため、適当な参考書がなく、プログラマーは手探りでプログラミングしているのが現状です。
そこで本書では、3D-CGプログラマーを対象に、数学、プログラミングの両面からクォータニオンを解説します。クォータニオンを理解するためには、「数」とは何か、「行列」とは何か、「ベクトル」とは何かという洞察が必要です。本書ではこれらの疑問に、C++プログラミングの技法を使いつつ切り込むことで、クォータニオンの本質を明らかにしています。
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■ 主な内容 ■ |
1.1 実数の性質 |
1.2 複素数の性質 |
1.3 クォータニオンの性質 |
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2.1 連立線方程式と行列 |
2.2 行列の性質 |
2.3 直交行列とユニタリ行列 |
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3.1 2次元ベクトル |
3.2 内積 |
3.3 2次元ベクトルの回転 |
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4.1 位置を表わす複素数 |
4.2 複素数による回転 |
4.3 複素数=対角行列+反対称行列 |
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5.1 3次元ベクトル |
5.2 外積 |
5.3 3次元ベクトルの回転 |
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6.1 位置を表わすクォータニオン |
6.2 クォータニオンによる回転 |
6.3 クォータニオン=対角行列+反エルミート行列 |
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7.1 テンソル |
7.2 スピノール |
7.3 テンソル=スピノール×スピノール |
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[A.1] ヘッダーファイル QUat.h |
[A.2] ライブラリファイル QUAT.c |
[A.3] サンプルプログラム quatsample.c |
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[B.1] Windows2000/XP |
[B.2] RedHatLinux9/FreeBSD4.9-RELEASE |
[B.3] MacOS X10.2/10.3 |
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※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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内容見本 |
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