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結論を申し上げると,p.137の図6.2に間違いがありました.
図6.2の"t"と"1-t"を入れ替えて読んでください.
問題を整理させていただきますと,p.135の条件とは
zeta = xi (t = 0)
zeta = eta (t = 1)
でした.p.137の図6.2ではt=0のとき
zeta = eta (t = 0)
となり,t=1のとき
zeta = xi (t = 1)
となり,p.135の条件と反対になってしまいます.
繰り返しになりますが,これは図6.2の中の "t" と "1 - t" が逆に
なってしまったためです.
ご指摘ありがとうございました.
P121の なぜ
Sx=0 i Sy= 0 1 Sz= i 0
i 0 -1 0 0 -i
の行列で、表せるのかと、その下の
P= iPz Py+iPx
-Py+iPx -iPz
の導き方が、わからないので 教えていただけないでしょうか。
()は、省略させていただきます。
一般にベクトルは「成分」と「基底」に分解できます.
3次元のベクトルを縦に成分を並べて書くと
px
py
pz
のようになりますが,これは,px, py, pz という成分(実数)をそれぞれ基底(ベクトル)
1
0
0
と
0
1
0
と
0
0
1
とに掛けて足しあわせたものと解釈することができます.
さて,ベクトルの「基底」は統一的に使いさえすれば何でもよいですから,先ほどの三つの例のかわりに
0 i
i 0
と
0 1
-1 0
と
i 0
0 -i
を使ってもよいのです.
もちろんほかの基底を使ってもかまわないのですが,この基底を使うとベクトルの回転の計算がきわめて簡単になるため,好んで使われます.
成分 px, py, pz をそれぞれ上述の基底に掛け算し足し合わせると
ipz py+ipx
-py+ipx -ipz
が得られます.