本書では、サイエンスエンターテナー/漫画家として活躍する著者が、独自の視点で現代社会を痛烈に批判。世の親父たちに厳しい警告を送る。
団塊の世代である著者は、一家のあるじ主たる父親が昔に比べ明らかに権威を失っていることに注目し、その時代背景を具体的に指摘する。そして、現代を取り巻く多くの問題が、実はそこに起因すると主張する。 年金問題、若者文化、教育システム、国際社会における日本の立場、コンピュータ犯罪など、さまざまな問題を、斬新な切り口で解析。 21世紀の日本の行方を憂いながらも、同年代の親父たちに「我々が頑張らなければ」と熱いエールを送っている。 著者は語る。「これは、社会という得体の知れないものに向けて訴えた内容ではなく、実際に社会の中で生きている親父族と呼ばれる年代層に向けた、強烈で具体的な応援歌なのだ。」
[主な内容]
第1章 寝首を掻かれた親父たち!!
第2章 21世紀の日本は『人身売買国家』になる!!
第3章 子供社会の横一列化現象!!
第4章 表音文字化する若者文化!!
第5章 ゆとり教育という名の新たな呪縛!!
第6章 日本の若者の非国際化現象!!
第7章 コンピュータ犯罪時代の到来!!
第8章 インターネットのマナー!!
第9章 親父の臭い
(著者書下ろしのイラスト多数)
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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