Windows用のアプリケーション開発ツールとして現在有力なものには、マイクロソフト社の「Visual C++」「Visual Basic」「Visual J++」などがあります。そのうち、「Visual Basic」は、操作が簡単なビジュアル開発環境と構文が簡単なBasic言語を採用しているため、初心者からヘビー・ユーザーにまで人気があり、“Windowsユーザーの標準開発言語”とも言われています。ただ、Visual Basicはボタン操作だけで簡単にアプリケーションが出来上がってしまうため、Basicの文法やプログラムの基礎的な知識を覚えられない欠点があります。
本書は、Basic言語の基本的な文法を中心に、Windowsアプリケーションの特徴といえるイベント・ドリブンなプログラムをVisual Basicで作る手順を基礎から解説し、プログラムの作り方を覚えると同時にプログラムのアルゴリズムを覚えることができます。
[主な内容]
●1章 Visual Basicの画面構成
Visual Basic6.0の画面構成/プログラムを作る前に/プログラムの作成/ファイルの保存/プログラムの終了/ファイルの呼び出し/Visual Basic自体の終了
●2章 Visual Basicに慣れよう[1]
VBでの四則演算/コメントを付ける/応用
●3章 Visual Basicに慣れよう[2]
文字列の基本操作/文字列関数の使い方/応用
●4章 コントロールを使いこなそう
コマンド・ボタン/ラベル/テキスト・ボックス/応用
●5章 図形を描こう
直線/四角形/円/さまざまなグラフィック/イメージとピクチャ・ボックスの使い方
●6章 オブジェクトとプロシージャ
オブジェクトの使い方/プロシージャの使い方/変数の宣言,範囲,寿命
●7章 エラーの見方と処理の仕方
エラーの種類/エラー番号とエラー・メッセージ/エラー対策
●8章 応用プログラム
九九算/金利計算/適正体重の測定
※ 内容が一部異なる場合があります。ご了承ください。
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