「LAN TANK」の作り方・使い方
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一條 博 著
2005年 9月20日発売
A5判
208ページ
定価 \2,090(本体 \1,900)
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ISBN978-4-7775-1164-8 C3004 \1900E
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巷ではLANにハードディスクをつなぐNASの組み立てキット「くろばこ玄箱」(玄人志向)が好評です。「LAN TANK」は「玄箱」に対抗して登場した、“挑戦者”ブランドのキットです。
本書は、「LAN TANK」の活用方法について「玄箱」との比較も交えながら解説します。企業だけでなく、一般家庭の中でもLANを構築できるようになった結果、ネットワークの新しい使い方が誕生してきており、最近ではネットワークを使って簡単にPCの記憶容量を大きくできる個人向けのディスク装置が販売されています。「LAN TANK」も、そのようなディスク装置の一種です。ユーザーが好きな容量のHDDを自分で搭載する組み立てキットの形式になっており、OSにはオープン・ソースのLinuxの中でもさらに開かれた環境である「Debian Linux」が使われていて自由に拡張できるなど、工夫次第で無限の可能性があります。
本書では、まず「LAN TANK」を動作させて、その実体を理解し、そのうえで、「Debian Linux」の特徴を生かして拡張したり、「玄箱」とのコラボレーションを実現したりしています。
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■ 主な内容 ■ |
はじめに ・・・「LAN TANK」はNASではないらしい |
[1-1] 「LAN TANK」の位置付け |
[1-2] 「LAN TANK」を「玄箱」と比較する |
[1-3] Linuxとは |
[1-4] 「LAN TANK」の概要 |
[2-1] 「LAN TANK」の組み立て |
[2-2] 「LAN TANK」の設定 |
[3-1] 「LAN TANK」におけるLinux |
[3-2] コンパイラなどのインストール |
[3-3] Bonjourの利用 |
[3-4] iTunesとの連携 |
[3-5] akaDAVを使ったWebDAV環境 |
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[4-1] 「LAN TANK」が標準でもっているサービスの利用 |
[4-2] 「LAN TANK」が標準でもっていないサービスの追加 |
[4-3] 「LAN TANK」にUSBディスクを接続する |
[4-4] 「LAN TANK」の応用と改良 |
[付録] 「LAN TANK」のシステム情報 |
[付録] 一般の「Debian sarge」での「mt-daapd」の利用 |
[付録] 「玄箱」と「LAN TANK」の組み合わせ |
[付録] 「玄箱」にUSBディスクを接続する |
索引
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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