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自宅で、古いセレロンPCにこの本の順番通り、インストールして、TLSをDisableにし、fstabをバックアップし、Xen上でSuseを起動することころまでやり、tty-linuxをゲストとして動かすところまで行きました。
これは検証が進むと思い、別のPentium4のマシンにて同様の手順で進んでいったのですが、通常のカーネルのSuseは起動するのですが、設定を変更し、Xenカーネルで起動しようと、再起動したところ、コンソールに文字列が流れる中の、PCI:Probing PCI hardware (bus 00) というところで必ず止まります。
これ以上何をしてもフリーズ状態です。
電源を落として、通常カーネルのSuseは問題なく立ち上がります。
PCI関連で止まっているので、現状挿入されている、LANカードをはずしたりなどをしましたが、同じでした。
Xenはハードウェアの依存性に強いのでしょうか?
また付属のDVDからディスクを作成したのですが、1台目のtty-linuxが成功したほうは、ブートでCDから読み込んでインストールを進まそうと思ったら、コンソールからGUI(Yast)に切り替わるところで砂嵐のように画面がなり、何もできなくなります。結局TextModeの英語で入れました。
何か対策などご教授頂けましたら幸いです。
お察しのとおり、Xenはハードウェア制御をすべて自分がいたしますので、ハードウェア依存性の強いところがあります。
二点の問題は、やはりグラフィックかネットワークのアダプタによるのではないかと思われます。
SUSEの通常インストールについても、以前RADEON 7200のグラフィックカードを用いたとき、インストールのYaST画面が激しくブレるという問題を筆者自身経験
しております。
PCIのLANカードをはずしてもオンボードのネットワークが有効になっていると、それでつまづくのかも知れません。その場合BIOSでオンボードチップを無効にするという検証法もあります。
筆者がXenを稼動させた環境は以下のとおりです。オンボードのグラフィックチップはナシ、オンボードネットワークは無効にしてあります。また、グラフィックボードの商用ドライバは使わず、SUSEのデフォルトのドライバで使っています。
マザーボード: Intel BOXD865PERLK
CPU: Intel Celeron 2.7GHz
RAM: DDR 2GB
ネットワークアダプタ:Intel Pro100+ (有線Ethernet)
グラフィックボード:MSI FX5200-TDR128 ( NVIDIA GeForce FX5200 グラフィッ
クチップ搭載)
モニター:DELL Ultrasharp 2001FP (D-subコネクタ使用)
なお、この環境ではSUSEのグラフィック設定時に自動検出されたモニタではなく、1600x1200@60Hzの標準LCDモニタを選択しないと、画面が真っ暗という悲惨な状況になります。
御参考になれば幸いです。