IT化の波に乗り、インターネットの活用は留まるところを知りません。インターネットの活用により、さまざまな情報を入手できるばかりか、いまや、自宅にいながら「買い物」「株取引」「銀行への振り込み」などでさえできます。しかし、本当にそれらの安全性は保たれているのでしょうか。
実は、インターネットは、盗聴することが容易な仕組みになっており、さらに情報を管理しているシステムに何者かが入り込み、情報を破壊したり盗み見したりすることさえあります。インターネットは便利な反面、常に危険と隣り合わせの危ないシステムなのです。
本書は、インターネットの仕組みを解説しながら、その仕組みゆえにどのような問題が引き起こされる可能性があるか、それに対してどのような対策をとればよいのか、具体的に解説します。
[主な内容]
第1章 無防備なインターネット
インターネットとネットワーク通信の仕組み
第2章 ネットワークの暗号化
盗聴の方法/盗聴防止
データの暗号化/デジタル署名
実際に使われている暗号化技術
第3章 サーバへの攻撃を防ぐ
サーバとサービス
侵入方法と防御法
攻撃されるサーバ
SPAM対策
第4章 ネットワークへの攻撃を防ぐ
パケット・フィルタリング
プロキシ・サーバ
IPアドレス変換
第5章 パソコンとインターネット
盗聴防止対策
個人情報の漏洩
常時接続の危険性
第6章 コンピュータ・ウィルス対策
ウィルスの侵入・発病・感染対策
ワクチンで検出と除去
※内容が一部異なる場合があります。ご了承ください。
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