「探索アルゴリズム」「評価関数」の設計と実装
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Seal Software 著
2003年 6月18日発売
B5変型判
208ページ
[CD-ROM付]
価格 \2,090(本体 \1,900)
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ISBN978-4-87593-428-8 C3055 \1900E
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テーブルゲームには、洗練されたアルゴリズムが使われています。本書は、テーブルゲーム「リバーシ」のアルゴリズムを題材に、C++とJavaを利用したプログラムの設計と実装について解説しています。
本書では、大きく分けて「ボードの設計と実装」、「探索アルゴリズム」、「評価関数」の順に解説しました。「ボードの設計と実装」では、オブジェクト指向をもとにリバーシのボードを表現するクラスを作成し、「探索アルゴリズム」では、テーブルゲーム必勝法探索の前提となるゲーム木について解説した後、探索の基盤となるアルゴリズムとαβ 法をはじめとするさまざまな高速化手法について解説しています。ソースリストは、C++とJavaで併記し、詳細にコメントしてあるので、入門者や中級者にも大いに参考になるでしょう。
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■ 主な内容 ■ |
1. 1 リバーシ・プログラミングの概要 |
1. 2 リバーシについて |
1. 3 Thellについて |
1. 4 プログラミング言語について |
2. 1 石の表現 |
2. 2 ボードの表現 |
2. 3 Boardクラス |
2. 4 石を打てるかどうか判定するアルゴリズム |
2. 5 データ構造の準備 |
2. 6 moveメソッドの実装 |
2. 7 ゲーム終了の判定 |
2. 8 passメソッドの実装 |
2. 9 undoメソッドの実装 |
2.10 initメソッド |
2.11 その他のメソッド |
2.12 テスト・プログラム |
3. 1 最善手決定の概要 |
3. 2 Minimaxアルゴリズム |
3. 3 alpha-beta法 |
3. 4 negamax法 |
3. 5 NegaScout法 |
3. 6 その他の技法 |
3. 7 先読み手数 |
3. 8 AIクラス |
3. 9 まとめ |
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4. 1 最も単純な終盤の評価 |
4. 2 中盤の評価関数の基礎 |
4. 3 得点テーブル |
4. 4 着手可能手数 |
4. 5 開放度 |
4. 6 確定石 |
4. 7 辺 |
4. 8 パターンを用いたテクニック |
4. 9 Evaluatorクラス |
4.10 パラメータの最適化 |
4.11 評価関数の実装例 |
4.12 まとめ |
5. 1 リバーシの定石 |
5. 2 座標の変換 |
5. 3 CoordinatesTransformerクラス |
5. 4 定石探索の実装 |
5. 5 まとめ |
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6. 1 コマンドライン版 |
6. 2 GUIに向けた指針 |
特別付録CD-ROM 添付CD-ROMの使い方
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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内容見本 |
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