マイクロソフトの「Visual Basic」は、操作が簡単なビジュアル開発環境と構文が簡単なBasic言語を採用しているため、初心者からヘビー・ユーザーにまで人気があり、“Windowsユーザーの標準開発言語”とも言われています。しかし、Visual Basicはボタン操作だけで簡単にアプリケーションが出来上がってしまうため、制御構造を理解しないで作ると出来上がったプログラムは大きく複雑になっていることが多くあります。
そこで、本書はVisual Basicの基本操作をマスターした読者を対象に、Visual Basicでコンパクトで分かりやすいプログラムを作るために必要な制御構造やサブルーチンの使い方から、プログラムをモジュール化することで発見・修正が難しくなる理論エラーを付属デバッガを使って発見・修正する方法までをサンプル・プログラムを使って詳しく解説します。また、データを効率良く解析するために必須となる配列の概念を基礎から応用まで詳しく解説します。
[主な内容]
第1章 制御構造を学ぼう
処理手順を考えコンパクトで分かりやすいプログラムを作る
第2章 選択ボタンを作ろう
チェック・ボックス/オプション・ボタン/リスト・ボックス
第3章 一次元配列の使い方
大量のデータを効率よく処理するために必要になる配列の基本
第4章 二次元配列によるデータ処理
成績表プログラムを使ってデータを集計する方法
第5章 コントロール配列
配列データを応用して電卓プログラムを作る
第6章 SubとFunction関数の使い方
制御構造を応用して機能をモジュール化する
第7章 本格的なエラー処理をしよう
論理エラーの解決方法/デバッグ・ツールの使い方/エラートラップの有効範囲
第8章 複数のフォームによる処理
フォームの追加方法と複数フォームを連動させる方法
※ 内容が一部異なる場合があります。ご了承ください。
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