ノードベースの3D-CGツールを使いこなす
Houdiniではじめる 3Dビジュアルエフェクト
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平井 豊和 著
2016年 2月29日発売
A5判
208ページ
定価 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-1939-2 C3004 \2300E
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「Houdini」(フーディーニ)は、カナダのSide Effects Software社が開発販売している「統合型3D-CGソフト」です。
「VFX」(Visual Effects,視覚効果)での分野を中心として、国内外を問わず、さまざまな「映画」や「CM」「ゲーム」などで、幅広く使われています。
多種あるシンプルな「部品」を、パズルのように組み合わせるだけで、無限の可能性をもったVFXの作成が可能で、さらに操作が簡単で自由度の高いソフトと言えます。
「Houdini」は、「ノードベース」という種類に分類されるソフトで、常に「ノード」(機能をもたせたカードのようなもの)を使って作業します。
「ノードベース」で制作をする利点は、以下のとおりです。
・非破壊的…製作途中での変更が容易に可能
・保証を得る…ズレや間違いに気付きやすい
・制作過程を読み取れる…過程が一目で分かる
・自由度が高い…いろいろなパターンで組み合わせ可能
また、「無料版」(Apprentice)でも、「有料版」とほぼ同じ機能にアクセス可能です。
本書では、基本操作からはじめて、「破壊」「粒子」「液体」「煙」など、代表的な映像エフェクトの作り方までを解説しています。
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■ 主な内容 ■ |
第1章予備知識
・基本知識
・Houdini無料版をインストールする
・基本操作
第2章基本制作
・ジオメトリ編集の準備
・簡単なジオメトリ編集
第3章“破壊”の制作
・ダイナミクスの予備知識
・剛体シミュレーション
・破壊シミュレーション
・Glueによる接着
第4章“粒子”の制作
・シミュレーションを使わない粒子制御
・粒子の基本
・粒子の応用
・粒子のレンダリング
第5章“液体”の制作
・液体の作成
・SOP を使用した外力の作成
第6章“煙”の制作
・煙の作成
・Advection(移流)
・煙の変形
第7章実践制作
・衝突に応じて粒子と煙を発生させる
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