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Xの基本ライブラリ「Xlib」で遊ぶ!
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大村 正道 著
2006年10月26日発売
A5判
256ページ
定価 ¥2,090(本体 ¥1,900)
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ISBN978-4-7775-1247-8 C3004 ¥1900E
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本書は、「PC-UNIX」系のウィンドウシステム「X window system」での「Xlibプログラミング」を試してみようというものです。
「X window」のプログラミングでも、最近では「GTK+」や「Qt」などの便利なライブラリが多く普及してきたために、「Xlib」(エックスリブ)でプログラミングをしようということにはならないかもしれません。しかし、Xlibには流行のツールとは違った大きな魅力があります。それは、XlibはXプログラミングの基礎ということで、「Xが動いて」「プログラミングできる」環境さえあれば、たいていの場所で動くプログラムを作れるということです。「GTK+」や「Qt」では、それらを改めて導入しなければ使えません。
この本は、「Xlib」で「遊ぶ」ことを目的としています。ここに出ているプログラムを入力してコンパイルし、実行してみてください。短いプログラムばかりですが、少々捻った内容のものを揃えたつもりです。また、「これじゃ面白くないから、ここをこう変えてみよう」と思った場合にも、どんどんとソース・コードを書き換えてみてください。「遊ぶ」と書きましたが、これがこの本でいうところの「遊び」です。「仕事」のツールとしてPCを使っている人も、たまにはこんな「遊び」をしてもいいのではないでしょうか。
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| ■ 主な内容 ■ |
| [1] 円弧を描いてみる | [2] 多角形を描いてみる |
| [3] 図形の大きさをウィンドウに合わせる | [4] プログラムの応用 |
| [1] ランドルト環 | [2] プログラムの構成 |
| [3] ランドルト環を表示する | [4] ランドルト環の表示 |
| [5] 使い方 | |
| [1] 弾性係数 | [2] 初速度と重力加速度 |
| [3] 画面構成 | [4] 等加速度運動の近似計算 |
| [5] ウィンドウがマップされるのを待つ | [6] ループの終了判定 |
| [7] 数値を変更して挙動を変える | |
| [1] ミサイルの挙動を考える | [2] 標的に当てるためのひと工夫 |
| [3] 使い方 | |
| [1] 「ゴルフ・ゲーム」をイメージしてみる | [2] 遊びやすいインターフェイスを考える |
| [3] 打球の方向を検出する | [4] 打球の強さを検出する |
| [5] 使い方 | |
| [1] 数当て板とは | [2] デザインを考える |
| [3] ウィンドウに文字を表示させる | [4] 使い方 |
| [1] 漢字やひらがなを表示させる | [2] 付箋に色を付ける |
| [3] 使い方 | [4] サーバ/クライアント方式について |
| [5] 使い方 | [6] サーバ/クライアント形式のメリット |
| [1] 「スクリーン・セーバーもどき」を作る | [2] 画面のイメージを取り込む |
| [3] 使い方 | [4] アラームとして使う |
| [1] オリジナルの時計を作る | [2] 時計部分のプログラムを考える |
| [3] アイコンを作る | [4] バルーンを表示する |
| [5] 使い方 | |
| [1] 球を描く | [2] 画像の取り込みと再描画 |
| [3] 不具合の調整 | [4] 使い方 |
| [1] 座標とパラメータ | [2] プログラムを作る |
| [3] アニメーションさせる | [4] 使い方 |
| [5] プログラムの応用 | |
| [1] 電脳ペットを考える | [2] ペットのプログラムを考える |
| [3] 使い方 | [4] 音を鳴らすなら |
| [1] xbutton1.c | [2] xbotton2.c |
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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