「手早く」「楽に」高機能なWebアプリケーションを作る!
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大澤 文孝 著
2006年10月25日発売
A5判
192ページ
定価 \2,090(本体 \1,900)
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ISBN978-4-7775-1244-7 C3004 \1900E
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PHPの魅力は、言語自身にWebアプリケーション開発に必要な要素がたくさん詰め込まれており、短期間で開発しやすいという点です。この魅力を活かして、小規模なWebアプリケーションに限らず、中大規模なWebアプリケーションにもPHPが使われ始めています。
規模が大きくなれば、プログラミングのスタイルも変わってきます。小さなプログラムなら、PHPのステートメントをただ長く並べるだけで充分です。しかし大きなプログラムでは、そんなやり方ではいつまで経ってもプログラムが完成しません。そこでライブラリを活用して、いかにコードを簡潔にするかということが求められてきます。また、最近の傾向として、Webアプリケーションの見栄えも重視されています。そこで開発者がHTMLを作るのではなく、Webデザイナーと共同作業するという体制も一般的です。共同作業をするには、「実行するコード」と「出力するHTML」を分離し、WebデザイナーがHTML部分を自由に編集できる構成にする必要があります。さらにもっと凝ったユーザーインターフェイスを実現するために、ときにはAjaxが利用されることもあります。
このようなWebアプリケーションに求められる背景の変化によって、PHPのプログラミングのスタイルは、昔と今とで、大きく違ってきています。
本書は、そんないまどきのPHPプログラミングの手法を簡潔にまとめたものです。PHPの代表的なライブラリである「PEAR」を中心に、Webアプリケーションでよく使われる処理をどのように実現すれば効率が良いのかを小さなコードで紹介していきます。
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■ 主な内容 ■ |
[1.1] PHPが使われる理由 |
[1.2] PHPを使うには |
[1.3] XAMPPで環境整備する |
[1.4] PHPの基本 |
[1.5] PHPのデバッグ |
[1.6] 実運用のPHP |
[2.1] テンプレート・エンジンとその仕組み |
[2.2] Smartyを使う |
[2.3] Smartyを使ったアプリケーションのP基本 |
[2.4] 入力検証の基本 |
[2.5] HTML_QuickFormで入力値をチェックする |
[3.1] シリアライズしてファイルに保存 |
[3.2] ファイルのアップロード処理 |
[3.3] アップロードされた画像のサムネイルを作る |
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[4.1] WYSIWYGエディタを使う |
[4.2] 携帯電話に対応する |
[4.3] メールを送信する |
[4.4] PHPでユーザー認証する |
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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