ネットワークに大容量ハードディスクをつなぐ
|
一條 博 著
2004年12月20日発売
A5判
176ページ
定価 \2,530(本体 \2,300)
|
ISBN978-4-7775-1091-7 C3004 \2300E
|
 |
いま、ネットワークにハードディスクを追加し安価に記憶容量を増やす、「NAS」が注目をあつめています。「NAS」(Network Attached Strage)とは、ネットワーク上に記録領域を提供する「ファイル・サーバ」のファイルを扱う部分のみに特化し、コンソールなどを外して専用化したものです。
本書ではNASに求められる機能を紹介した後、実際にNASでの利用実績の多い「FreeBSD」を使って、「UNIXのファイル共有(NFS)」「Windowsのファイル共有(CIFS)」「Webブラウザを使ったファイル管理(WebDAV)」など、ファイル・サービス機能に対応したNASを構築する方法について解説します。また、記憶装置として使うディスクの安全性を、なるべく費用をかけずに守る方法として、「ディスクのミラー化」「USB接続によるディスクの利用」「ネットワーク内でのバックアップ」などについて解説します。その他、運営を容易にするためのブラウザを使った運営方法や、ウイルスなどへの対策についても紹介します。
|
|
■ 主な内容 ■ |
[1-1] ネットワークでよく使われるファイル・システム |
[1-2] NAS(Network Attached Storage) |
[1-3] SAN(Storage Area Network) |
[1-4] 実際のNASの機能をもった製品 |
[2-1] 「FreeBSD」を選ぶ理由 |
[2-2] 機材の準備 |
[2-3] OSのインストール |
[2-4] 運営ポリシー |
[3-1] はじめに必要なもの |
[3-2] システムの管理機能(webmin) |
[3-3] CIFS(samba) |
[3-4] NFS |
[3-5] WebDAV |
|
[4-1] USBディスクとソフトウェアによるRAID |
[4-2] USB接続のディスクの利用 |
[4-3] ハードディスクのミラー化 |
|
[5-1] バックアップが必要な理由 |
[5-2] 標準的なバックアップ方法 |
[5-3] smbtarを使用したバックアップ |
[5-4] rsyncによるネットワーク上でのバックアップ |
[6-1] ユーザーを管理する理由 |
[6-2] Sambaのパスワード設定方法 |
[6-3] ユーザー/グループの登録・編集 |
[6-4] ウイルス/ワーム対策 |
[6-5] クォータの設定 |
|
[7-1] はじめに |
[7-2] 基本的な利用方法 |
[7-3] 記憶領域の拡張 |
[7-4] 大学などでの場合 |
[7-5] NASを利用してバックアップをとる |
|
カーネル・コンフィギュレーション
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
|
|
 |

|